高校生の発達障害Ⅰ,高校生の発達障害Ⅱ,高校生の発達障害Ⅲ

高校生の発達障害Ⅲ-愛着と発達の視点をもった対応

「高校生の発達障害」のシリーズ第三弾として,「愛着と発達」のテーマを取り上げ冊子を作成しました。(2022年6月発行)今回は発達障害だけではなく,愛着障害をはじめとした対人面の愛着の課題を抱えている生徒の行動をどのような視点で理解すればいいのか,発達と愛着の問題を抱える人にどのようにかかわることが望ましいかをまとめてみました。                 

高校生の発達障害Ⅲ-愛着と発達の視点をもった対応- 

高校生の発達障害Ⅱ-ウソへの理解と対応-

カウンセリング研究会発行本として,第二弾「高校生の発達障害Ⅱーウソへの理解と対応-」の冊子を作成しました。(2018年8月発行)

今回は『高校生の発達障害Ⅱ』ということで,村上沙代さんとともに「ウソへの理解と対応」をテーマに冊子としてまとめました。ただ,誤解しないでいただきたいのは,発達障害のある生徒が定型発達の生徒よりもウソをつくということでは決してありません。彼らのウソは発達障害という特性があるゆえに,定型発達の生徒のウソとはその機序が少し異なっているところがあったりします。それを教師や保護者の側が十分な理解をせずに対応をしてしまうと,事態がますます複雑化して,かかわりそのものが困難になってしまったり,生徒本人も深い傷つきとなることがあるからです。そうであるからこそ,ウソへの対処方法を教師や保護者がよく理解しておくことが求められるのです。この冊子がそんなお役に立つことを願っております。

高校生の発達障害Ⅱ-ウソへの理解と対応-

京都新聞において,上記冊子が記事として掲載されました(2018年10月26日朝刊)

京都新聞(2018-10-26朝刊)

高校生の発達障害Ⅰ-つまずきの発見と支援-

カウンセリング研究会発行本として,「高校生の発達障害ーつまずきの発見と支援-」の冊子を作成しました。(2016年5月発行)

京都私立中学高等学校連合会カウンセリング研究会の先生方が定期的な勉強会をし,発達障害が疑われる高校生への理解と対応について多くの意見を出し合い議論をされてきました。そこでは,生徒の気になる行動や先生の指導のあり方について具体的に挙げていき,時には小グループに分かれて意見を出し合ったり,全体会で車座になって多方面から話し合いを続けてきました。

この冊子はその話し合いを題材にまとめられたものです。著者の私としては,勉強会ですごく有意義な時間を多くの先生方と共有できた喜びに加えて,発達障害のある生徒へのかかわりについて深く考えさせられました。それをこの研究会だけに終わらせるのはもったいないという思いもあって冊子作成を思いついたのです。

この冊子の内容は,発達障害が診断された,あるいはそれが疑われる生徒のさまざまなエピソード(個別性が特定されないように手を加えています)として紹介され,それが時にはQ&Aの形式で,筆者が説明や解説を交えて作成することにしました。

高校生の発達障害

京都新聞において,上記冊子が記事として掲載されました(2016年6月28日夕刊)

京都新聞(2016-6-28夕刊)