大阪府立砂川厚生福祉センターつばさは,障害者支援施設(施設入所支援,自立支援(生活訓練)及び就労移行支援)として,触法あるいはそれに類する行動の見られる知的障害者の方を支援しています。私は2010年から2015年までの5年間スーパーバイザーとしてかかわらせていただきました。その間に職員の皆さんと窃盗回避プログラム(その成果は「知的障がい・発達障がいのある者を対象とした窃盗回避プログラムの試み」として,司法福祉学研究,2013,No.13,p104-126.に掲載)の開発や実践に取り組み,2016年2月に『窃盗防止の10ヵ条』の冊子(橋本和明監修)を作るに至りました。窃盗をしてしまう方に,この10ヵ条の言葉を支援ツールとして活用いただきたいと考えました。この冊子については,大阪府立砂川厚生福祉センターつばさのホームページからダウンロードできます。よろしければご参照ください。
関連記事
こども家庭庁(厚生労働省)一時保護時の司法審査に関する実務者作業チーム
2022年10月24日 厚労省第1回検討会(議事概要) 2022年9月28日 厚労省第2回検討会(議事概要) 2022年10...
厚生労働省児童虐待死亡検証委員における活動
厚生労働省社会保障審議会専門委員(児童部会児童虐待等要保護事例の検証に関する専門委員会委員)を平成27年(2015年)12月からしており,そ...
高校生の発達障害Ⅰ,高校生の発達障害Ⅱ,高校生の発達障害Ⅲ
高校生の発達障害Ⅲ-愛着と発達の視点をもった対応 「高校生の発達障害」のシリーズ第三弾として,「愛着と発達」のテーマを取り上げ冊子を...
虐待とその周辺領域(APCA連載記事掲載)
児童虐待防止協会発行のAPCA通信(年4回)に,橋本が『虐待とその周辺領域』として毎回連載を続けております。掲載された部分をここに転載いたし...